最強大食い王決定戦2024と遠藤憲一の今日はお手伝い弁当

『最強大食い王決定戦2024』

ほとんど虐待。食文化に対する冒涜。現代の見せ物小屋。コロッセオ

みんな必死に生きてるなあと思った。

各々いろんなキャラ付けして見た目整えてるんですけどみんな口いっぱいに頬張って、それどころじゃなさそうで、かわいそうとさえ思った。

本来、ご飯をたくさん食べられて褒めてもらえるのは子供のときだけ。

大食いバトルで他人(ひと)が辛そうな顔してるの、あんまり見たくない。

どうやって生きていったらいいかわからないんだろうな、とか、一生懸命考えてたどり着いた先が大食いだったんだな、とか、変に想像してしまうから。

あんま無理すんなよって声かけたくなる。

 

そもそもご飯がたくさん食べられたらすごいとされているのはなぜ?

ご飯がたくさん食べられたら、どうすごい?

なにが、「おぉ〜」?

飽食の時代を象徴している。令和にまだこの文化が残っているのはまずい。

 

落伍者のためのセーフティネット

普通に働くより身体的なリスクかなりやばいはず。

かつて大食い女王と称された方もまあまあ若くして亡くなっている。

テレビ側が無責任に一般の方をチヤホヤするやり方はよくないと思う。

 

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遠藤憲一の今日はお手伝い弁当』

遠藤憲一さんが個人経営のお弁当屋さんで半日働く様子を映す企画(誰が見てる?)。

エンケンさんの「美味しそうなお弁当ですね」のコメントに対する店主の「見た目から味の想像がつくお弁当は売れるよ」という何気ない一言に商売の基本を感じた。

これは絵にも活かせる考え方だなと。

どんな味がしてどう美味しいのか一目でわかる絵を描くべきなんだなと。僕はそう思いました。